ビルド マニフェストを使った出力の生成

ビルド マニフェストを使用して、マップからの出力生成を部分的に自動化することができます。

ビルド マニフェストを使用して出力を生成すると、IXIASOFT CCMS Output Generator は、ビルド マニフェストにリストされているすべての出力を自動的に生成します。必要な数の出力を、必要な言語で生成することができます。また、条件と ditavals をさまざまに組み合わせて適用することも可能です。
注: ビルド マニフェストは、IXIASOFT CCMS Web ではオブジェクトとして表示されません。たとえば、検索や編集はできません。出力を生成する時にのみ表示されます。

ライターやインフォメーション アーキテクトは、IXIASOFT CCMS Desktop で事前にマップのこれらのビルド マニフェストを設定します。これらのビルド マニフェストは、ユーザーがマップから出力を生成する際に選択できます。

各ビルド マニフェストは、以下の情報を指定します。
  • 生成する出力のタイプ (PDF、HTML、xHTML など)
  • 各出力タイプに対して生成する言語
  • 各出力タイプに使用する ditaval ファイル
  • 適用が必要なユーザーパラメーター

ビルド マニフェストの利点

1 つのビルド マニフェストは多くの出力をリストすることができます。これにより、ユーザーは出力タイプ、言語、および条件付きプロファイリング属性の異なる組み合わせに対して、各出力を個別に生成する手間を省くことができます。

たとえば、あるマップに 3 種類の出力タイプで作成する必要のあるドキュメントが含まれているとします。
  • PDF
  • HTML
  • xHTML
そして、それぞれの出力は 3 か国語で提供される必要があります。
  • 英語
  • フランス語
  • 日本語

つまり、そのマップに対し、3 つの言語で 3 種類の出力、合計 9 種類の出力を生成する必要があります。ビルド マニフェストがなければ、ユーザーはマップから 9 種類の出力を生成し、その都度パラメーターを選択する必要があります。ビルド マニフェストを使用すると、ユーザーはビルド マニフェストのみを選択するだけで、マップに対しすべての異なる出力を生成できます。