コンテキストマップと割り当てマップ
コンテキストマップも割り当てマップも、トピック内のキーベースの参照を解決するために使用するマップを指定します。
キーを使って他のオブジェクトを参照したり、トピックに標準的なテキスト文字列を含めることができます。キーは変数のようなもので、マップの中で変数を定義し、それをトピックの中で使います。例えば、
<title>Log into <ph keyref="product-name"/></title>
このトピックのタイトルは、「product-name」というキーを参照しています。このトピックを使用するすべてのマップには、「WidgetPro」のような値を持つ「product-name」という名前の対応するキー定義があります。
コンテキストマップでトピックを開くと、「product-name」キーが解決され、トピックのタイトルとして「Log into WidgetPro」が表示されます。マップがない状態でトピックを開くと、これがトピックのタイトルとして表示されます:「[product-name]にログインします」。
キー定義の欠落は、単にテキストの欠落を生むだけではありません。画像、参照、相互参照もキーで参照することができるため、このような場合にキーの定義が欠落していると、トピックに多くの情報が欠落しているように見えることがあります。したがって、トピックのすべてのコンテンツを確実に表示するには、トピックを編集するときに常にコンテキストマップを選択する必要があります。
コンテキストマップは常に重要ですが、DRM環境で作業する場合は、すべての参照がキーで行われるため、特に不可欠です。
マップ内からトピックを開くと、そのマップが自動的にコンテキストマップとして選択されます。トピックを単独で検索して開く場合は、コンテキストマップを選択する必要があります。トピックは複数のマップで使用できるため、複数のマップから選択することができます。現在のタスクの内容とコンテキストに一致するものを選択します。コンテキスト マップを選択するを参照してください。
トピックを開いてから、最適なコンテキストマップについて考えが変わった場合、またはトピックを開 くときにコンテキストマップを選択し忘れた場合は、Topic EditorのDetailsパネルを使用して、開いているトピックの現在のコンテキストマップを選択または変更できます。
割り当てマップ
割り当てマップは、割り当てに関連するコンテキストマップです。たとえば、書き手 A が査読のために書き手 B にトピックを割り当てる場合、書き手 B は割り当てに適したコンテキストマップを選択します。これが割り当てマップとなります。
書き手 A は、書き手 B が適切なコンテキストマップを知っているとは限りません。そのため、割り当 てのコンテキストマップを事前に選択することで、書き手 B が書き手 A の意図どおりに内容を表示できるようにします。
書き手 B が割り当てられたトピックを開くと、割り当てマップが自動的にコンテキストマップになります。