IXIA CCMS が選ばれる理由

DITA とはつまり何なのか?

どこに載っているのかわからない、レビューアからのほんの少しのコメントを見つけるためだけに 60 ページもの PDF を通読したことがありますか? 技術的なコンテンツのプロセスの大半は、切り取りと貼り付けの機能で完了するものですか? 上記の質問のいずれかの答えがイエスなら、DITA は問題への解決策になるでしょう。

DITA とはどのようなもので、その活用方法は?

DITA とは何か?

企業にとって DITA は、スマートで魅力的な技術コンテンツを公開するベストな方法です。 DITA は Darwin Information Type Architecture の略で、コンテンツを管理、作成、公開するための、適応性の高い包括的な XML ベースのオープン規格です。 OASIS DITA 技術委員会によって定義、維持されている DITA は、トピック、マップ、出力形式を使って文書を生成します。 簡単に言うと、企業の技術文書作成プロセスを合理化してくれます。

構造化コンテンツ規格を採用する理由

オープンな構造化コンテンツ規格での作業を望む、ビジネス上のもっともな理由はいくつもあります。明らかなメリットの 1 つは、10年以上にわたって他の組織で導入され、成功してきたオープン規格は、すでにビジネス面においてその妥当性が精査されているということです。つまり、数々の課題はいずれも他の企業によってすでに解決されています。すでに規格に組み込まれているビジネスの「スマート」な機能の利点を自社で活用できます。そのような利点は次に挙げるとおりです。

  • すべてのコンテンツタイプで一貫性を確保
  • コンテンツをより迅速に作成
  • 予測可能な構造により、エンドユーザーにとって理解しやすい
  • 再利用可能な統合コンテンツ

オープン構造化コンテンツ規格を選ぶその他の主な理由は次のとおりです。

  • システム間の相互互換性
  • ベンダーロックインなし:市販ツールが利用可能
  • ベンダー間共通の形式でコンテンツを容易に交換可能
  • 幅広い動的な配信ソフトウェアにアクセス

上記の点のほか、構造化コンテンツ規格は新しいタイプのコンテンツにも対応して、オープン構造化コンテンツ規格に組み込まれたチャットボットなどの新たなインタラクティブ技術への道を切り開きます。

コンテンツを最大限に再利用

DITA 内では、コンテンツ 1 つ 1 つが独自の XML ファイルです。 XML ベースのオープン規格によって、タブレット、携帯電話、デスクトップなど複数のプラットフォーム間でコンテンツを最大限に再利用できます。 コンテンツがただ(岩のように)あるだけの Word 文書とは違い、DITA のコンテンツは動的です。 切り取りと貼り付けを使用しなくても、文書を PDF、PowerPoint、RTF、またはモバイルに瞬時に公開できます。 DITA コンテンツ管理システムによって、 効率的な再利用でコンテンツを標準化したり活用したりすることができます。また、複数のプラットフォームにコンテンツを公開し、大量のコンテンツを容易に翻訳できます。

CCMS とは何か?

CCMS とは、「component content management system」(コンポーネントコンテンツ管理システム)の略です。 CCMS はコンテンツを文書レベルではなく、細かい粒度で管理します。. コンテンツを最大限に再利用できるよう単語、写真、語句、章、手順全体がセントラルリポジトリに保存されます。 コンポーネントは一度しか保存されません。 そのため、PDF、モバイル、プリントなどあらゆるプラットフォームに公開可能な、整合性と信頼性の高いソースコンテンツが作成されます。

シンプルなコンテンツ取得

DITA コンテンツ管理システム内では、特定のバージョンの文書の単語、単語の集まり、または語句を検索して、検索語を含んだ結果を取得できます。ファイル、およびファイルのパスへのリンクを手動で見つけなければならない他のシステムとは違い、ボタンを 1つ押すだけで検索が実行されるので、コンテンツを容易に再利用できます。

コンポーネントコンテンツ管理システム内では、文書のバージョンが追跡され、記録されます。コンポーネントは個別に追跡することも、文書セット全体として追跡することもできます。そのため、編集およびレビュープロセスの場合、操作を完全に透過的に実行できます。

DITA のメリット

DITA に焦点を当てた CCMS の採用で得られるメリット

企業が CCMS を利用すべき理由

貴社が携帯電話を大量生産する会社であるとします。ほとんどの製品と同様に、携帯電話にはユーザーマニュアル(大抵どこかに放り出して、3 カ月後にそのことを後悔するあれです)が付いています。

携帯電話 X のリリースを準備する間に、技術文書チームはユーザーガイドを作成して発行します。このマニュアルは、印刷したブックレット、Web サイトのオンライン文書、携帯電話本体にある PDF 等、複数の形式で提供されます。 また、日本語、ドイツ語、フランス語にも翻訳されます。

次の四半期では、携帯電話 Y で同じプロセスを繰り返します。

頭のクラクラがおさまりませんか?

CCMS は、技術文書作成を最初から最後までカバーするソリューションを提供することで、このプロセスを簡素化します。IXIA CCMS は、あらゆるレベルで共同作業を確実に改善する使いやすいユーザーインタフェースを提供し、 DITA に 100% 準拠する唯一のコンポーネントコンテンツ管理システムです

このシステムにより、チームメンバーは文書のレビュー、作成、発行に貢献できます。コンテンツを印刷できるだけでなく、Web、モバイルアプリ、QR コードを通じてエンドユーザーに提供することもできます。

半導体企業による CCMS の有益な活用方法については、弊社のブログ記事をお読みください。

複数の製品リリースを一括管理

IXIA CCMS では、最大限の再利用を実現しながら、複数の同時配信を管理、自動化したり、継続的デリバリを行ったりすることができます。コンテンツのあらゆる部分がセントラルリポジトリに保存され、これらのコンテンツを再利用することで複数の刊行物、製品、言語で発行できるので、信頼できる単一ソースのコンテンツ(参照用)が作成されます。CCMS には使いやすいインタフェースが搭載されているため、DITA ユーザーでなくても、誰でも容易に採用できます。

さらに、製品オプションに応じてターゲットコンテンツをフィルタ処理し、作成することができます。 その結果、 よりスリムでありながら、対象を絞ったガイドが作成されます。 エンドユーザーは、無関係または不要なコンテンツに目を通す必要がありません。

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