オブジェクトの元のファイル名に基づいて検索を実行する方法は?

"originalFilename"のwordindex定義を定義し、元のファイル名を表示するようにAdvanced Search(詳細検索)ビューを設定することができます。

説明

コンテンツストアにインポートされたファイルの元のファイル名は、TEXTML Serverによってプロパティとして保存されます。インデックス定義ファイルには通常、originalFilenameという名前のインデックスが含まれます。しかし、これは通常、文字列全体を検索するstringindexとして定義されています。その代わりに、すべての単語ではなく、検索で提供された単語のいずれかを含む結果を提供するために、wordindexを定義する必要があります。プロパティのwordindex定義を定義したら、Advanced Search(詳細検索)ビューを構成して、そのインデックスを検索で選択可能な項目にすることができます。

解決法

TEXTML Administrationパースペクティブで、以下を実行してください:

  1. Index Definition(インデックス定義)ファイルを編集します。
    注意: インデックス定義文書を編集する際には注意が必要です。変更はインデックス作成プロセスに大きな影響を与え、文書に誤りがあれば、データの破損やその他のエラーにつながる可能性があります。
  2. 以下のインデックスを追加します:
    <index CUSTOMPROPERTY="True" NAME="originalFilename-w">
    	<wordindex>
    		<elements>
    			<element DEPTH="0" XPATH="//userproperty[@type='originalFilename']"/>
    		</elements>
    	</wordindex>
    </index>
    注: すでに<stringindex>という名前のoriginalFilenameがある可能性が高いので、新しいインデックスを既存のインデックスの下に置き、新しいインデックスにoriginalFilename-wという名前を付けます。2つの似たようなインデックスを一緒にリストしておくと、メンテナンスが簡単になります。
  3. system/conf/advancedSearchIndexes.xmlファイルを編集し、以下を追加します:
    <index display="Original Filename" name="originalFilename-w" type="index" listable="false" views="ALL"/>
  4. インデックスの作成が完了したら、IXIA CCMS Desktopを再起動します。